2008年07月06日

Phil Talks With Quil

手に汗握るとは、まさにこのこと。

二人のアルト奏者。
フィル・ウッズと、ジーン・クイル。

2人の白人アルト奏者コンビによるエキサイティングな演奏を、ゲップが
出るほど楽しめるのが本盤だ。

ロリンズの《ドキシー》、
パーカーの《スクラップル・フロム・ジ・アップル》、
ガレスピーの《チュニジアの夜》、
哀愁のス北欧民謡《ディア・オールド・ストックホルム》……。

名曲揃い。
プラス、どれもが名演。

なめらかな流線型を描き、
つややかな音のエッジを煌めかせながら、
疾走するウッズ。
負けじと食い下がるクイル。

互いが互いを燃え上がらせる触媒となると同時に、テーマにおいては、ピ
タリと息の合ったアンサンブルを聴かせてくれる。

このコンビ、エキサイティングな演奏でたちまち人気を博したそうだが、
活動期間が短かったのが残念。
もっとたくさんアルバムを残して欲しかった。

出来るだけボリュームを上げて聴きましょう。
迫力、と同時に突き抜けるような清涼感も味わえる。

そう、かなり熱い演奏なのに、
鑑賞後に感じるのは重たい疲労感ではなく、
あくまで、スポーツで汗を流したときのようような、
爽快な心地よさなのだ。

元気になりたいとき、
仕事前の気合いを入れるときなどに最適。






『PHIL TALKS WITH QUILL』(Epic

 Phil Woods

 1.Doxie 1
 2.A Night In Tunisia
 3.Hymn For Kim
 4.Dear Old Stockholm
 5.Scrapple From The Apple
 6.Doxie 2


  Phil Woods(as)
  Gene Quill(as)
  Bob Corwin (p)
  Sonny Dallas (b)
  Nick Stabulas (ds)

  1957年9月11日・10月8日


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posted by 雲 at 19:38| Comment(13) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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